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アオイネコ

霞を食って生きるのが目標。

悪魔を倒し、わが子を救え!「大魔司教ガリウス」

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 魔城伝説II 大魔司教ガリウス - Wikipedia

 

「魔城伝説II」の副題の通りシリーズものであることはわかるが、ファミコンで展開されたのはこの1作のみという魔城伝説シリーズ。メインはMSXだったんですね。

このゲーム自体何度もプレイしたけれど、持っていた攻略本の印象が強かった作品。

 

剣で突き、盾で防ぎ、矢で射るアクションが楽しい

ゲーム内容としては、当時のコナミらしいといえばらしい、手堅い作りのアクションゲームです。Aボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃、矢などの攻撃手段が手に入れば↑+Bで遠距離武器による攻撃も。

キャラクターは青い鎧の男性ポポロン、ピンクの鎧の女性アフロディテを選択可能。ポポロンはAボタンを押す長さでジャンプ力を調整可能、ブロックを一撃で破壊可能、しかし水に弱く、遠距離武器は2連射まで。アフロディテはジャンプ力が固定、ブロックは3回攻撃しないと壊せないが、水に強く、遠距離武器は3連射が可能。

それぞれに特色があり、局面に応じて使い分けていく…のだが、ジャンプ力の調整可否による操作感の違いが大きく、大抵の場面でポポロンを使うことになると思います。途中で手に入るアイテムにより能力差は徐々に解消されていきますが、ジャンプ力だけは変わらないので、やはりポポロンをメインで使い続けていくことになります。

ただし水中だけは別で、水が苦手なポポロンで水中に入るとえらい勢いで体力が減っていきます。体力の少ない序盤は軽く死ねるうえ、攻略上水中を突っ切るような場面もあるため、アフロディテにもちゃんと出番はあります。

近距離の敵へはBボタンを押し、剣を突き出して攻撃。ジャンプ中にも攻撃が可能ですが、連打はあまり効かないので、敵の動きを見つつ斬りかかる必要があります。剣を突き出していない状態では盾を構えている状態。初期装備の盾は防御効果が無いですが、2段階目以降の盾では敵の遠距離攻撃を弾いて防ぐことが可能。

遠距離武器は直線上の敵に攻撃するアロー系、爆風により攻撃するマイン系、地面に沿って進んでいくファイヤー系があり、選択(換装)して使用します。剣で直接攻撃するのが手っ取り早いですが、近づきづらい場合にはアロー系、動き方がパターン化している敵にはマイン系、といった使い分けができます。

 

経験値を貯めてレベルアップ…しません

ポポロンアフロディテはそれぞれ体力値と経験値を持っており、体力値が無くなると死亡。特定の復活ポイントで有償で復活させてもらう必要があります。

敵キャラ及び敵キャラの放つ攻撃に当たる、水中や溶岩に入ることによってダメージを受け、体力が減ります。

敵を倒すと経験値が貯まっていき、満タンまで貯まると体力が全回復します。経験値によるレベルアップという概念はありません、念のため。基本的にはこれがほぼ唯一の回復手段のため、残り体力と経験値には気を使う必要があります。体力が僅かになると警告音がなり、それなりに緊張感が走ります。

 

5つの迷宮を攻略せよ

スタート地点は敵の手に落ちた城(キャッスル)。そしてキャッスルからつながる5つの迷宮(ワールド)があり、キャッスルと行き来しつつワールド1~5を順番に攻略することになります。

各ワールドにはそれぞれのボスが小部屋で待ち構えており、ボスを倒すと次のワールドへの鍵「グレートキー」を入手、同時に体力の最大値が増えます。ゲームの進行度合いにより体力値が増えていく、という仕掛けですね。

5つのワールドはそれぞれに特色豊かで、初めて次のワールドに訪れる時にはそこそこ緊張感があります。場合によってはアイテムを取りにキャッスルや前のワールドに戻る場合もあります。

敵キャラクターも様々ですが、ネーミングが怪しいものもちらほら。「ソーサラー」「ボーンナイト」あたりはいいですが、「ジンジローゲ」「シットルケ」あたりはどうなのかと…。

 

ガリウスを倒し、そして…

ワールド5のボスがラスボスでもある大魔司教ガリウス。小部屋の中で複数の出現ポイントをワープし、自分の周囲を炎によりガード、ワープ直前に炎を拡散させることで攻撃しつつ姿を消します。弱点は胸の部分の十字架、そこを炎をかいくぐって攻撃する必要があり、もたついているとガリウスはワープしてしまいます。

ガリウスを倒すと、さらに謎の部屋へと進みます。ガリウスの亡霊エビルソウルの妨害に耐えつつ、部屋一面を埋め尽くすブロックを壊していくと、最奥部にわが子パンパースの姿が。パンパースを救出するとゲームクリア、エンディングとなります。

(ちなみにパンパースは天界からさらわれた、数年後ポポロンアフロディテの間に生まれるはずの子供、という設定になっております。)

 

攻略本とビジュアルイメージの重要さ

パッケージのイメージは以下の通り。なんかゴツい…。

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-4c-39/gamesmasa/folder/1496282/21/57444521/img_0?1231041025

 

魔城伝説Ⅱ 大魔司教ガリウス ( ゲーム ) - ゲーム広告資料館 - Yahoo!ブログ

(上記より引用)

 

そして、攻略本の中のイメージイラストは以下の通り。

https://pbs.twimg.com/media/CDVgjQBUgAUcpqr.jpg

 

ゲーム保存協会 on Twitter: "【攻略本】ケイブンシャ『大魔司教ガリウス(ケイブンシャの大百科別冊 ゲーム必勝法シリーズ46)』1987/09/05、A6判。探索アクションゲームの名作。気がつかないと詰まってしまうため、謎とアクションの難易度は高めかも。 http://t.co/qKd5tIT7N2"

(上記より引用)

 

 

はい、ビジュアルイメージって大事ですね。爽やか美男子のポポロンに、可愛らしいアフロディテ

謎解き、というほど込み入った攻略要素はありませんが、ファミコンにはありがちな「知らないとわからない」部分(アイテムの効果とか)や、それなりに広いキャッスル・ワールド内部といった要素があり、2周目以降でなければ攻略情報はあった方がいいでしょう。そういう意味でも攻略本には何度か目を通すことになりました。そうでなくても子供の頃は、ゲームの攻略本というだけでワクワクしながら楽しく読んだものです。

そのため、ドット絵の向こうには攻略本のキャラクターイメージを重ねながらプレイしていました。青い鎧を身にまとい敵を切り倒していくポポロン、ピンクの鎧を身につけ敵を矢で射るアフロディテ。生まれ来るわが子を救うため、愛する二人が悪魔に立ち向かっていく…燃えないわけがありません。(※個人の感想です)

 

ファンタジックなストーリーにかつてのコナミらしい堅実なアクション性を持つ秀作、大魔司教ガリウスについてでした。

次回の作品は未定…。